2008年07月14日

食料問題の抜本的な解決策

今世界で最も深刻な問題の一つが穀物不足の問題である。

原油価格の上昇は、もちろん物価上昇の要因となって、
家計と企業収益を圧迫している。しかし代替エネルギーの
開発と生産増大の見通しが出ることによって、いずれ投機
マネーが引いて、沈静化するはず。

しかし、実需と供給が逼迫する穀物は、物理的に足りなく
なる話であるから、その値上がりはバブルだけではない。
その点が原油と違って、より深刻なのである。

では、抜本的な解決策はないのだろうか?
穀物の価格を下げるには、需給バランスを緩和するしかない。
そのためには、穀物の供給を増やすか、需要を減らすかの
いずれかである。

供給を増やすには、未開の耕地を開拓して、経済原則で農業
に大量の資金が回るような仕掛けをする必要がある。
アフリカあたりに農地を見つけ、とりあえずは日本専用の穀
物生産を増やすといった戦略的な対応が必要である。

第二に穀物の需要を減らす方法である。
日本人は古来、江戸時代末期まで米と近海の小魚を主食と
してきた。アジ、いわし、サバといったいわゆる光物の魚で
ある。肉ではなくこういう近海の小魚をもっと食するように
なれば飼料である穀物の消費量を減らすことができる。

なにしろ魚は穀物を食べないのである。

肉を良く食べるヨーロッパの国々、米国、中国等の人々が
魚を食べる文化を取り入れることができれば、穀物問題は
解決できる。

一方、この観点からすれば、近海の小魚を主食とするクジラ
の捕獲を制限しクジラを増やすことは、マイナスである。

近海の小魚は、長らく日本人の貴重なタンパク源であり、
カルシウム源であった。ごはんと魚と大豆製品によって
日本人は世界的に長寿を誇れるようになったことを思い起
こすべきではないだろうか?

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ニックネーム りっち(BBキッズネットワーク主宰者) at 17:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 時事問題を考える
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